2009年10月20日

露助が新しいロケットと宇宙船を造る模様

mixiの日記の加筆版です。

http://www.sorae.jp/030899/3353.html
引用ここから☆
ロシア連邦宇宙局のアナトリー・ペルミノフ長官(Anatoly Perminov) は10月13日、ロシアが新型の有人ロケットの設計に着手したと述べた。これはリア・ノボスチ通信(RIA Novosti) が報じたもの。

報道によると、この新型有人ロケットは信頼性と安全性を優先しており、どんな飛行段階においても搭乗クルーが脱出可能。打ち上げはロシアの極東に新たに建設されるボストチヌイ(Vostochny)宇宙基地から行われ、組み合わせによって重さ50トン〜60トン、130トン〜150トンの打ち上げにも対応しているという。

現在、ロシアは主にバイコヌール宇宙基地とプレセツク宇宙基地を使用しており、そのうち、ソユーズ・ロケットやプロトン・ロケットなどを打ち上げるメインのバイコヌール宇宙基地は、ソ連崩壊以降、カザフスタンが所有権を保持している。

ロシア側は使用にあたり、カザフスタン側に年間の1億1500万ドルの借用金を支払っているが、2006年7月にドニエプル・ロケット、2007年 9月にプロトン・ロケットの打ち上げが相次いで失敗し、カザフスタン側はロシア側に不満を示し、多額な損害賠償金を請求している。

ボストチヌイ宇宙基地については、2011年に着工し、2018年頃に完成する見込みである。

なお、ロケットの詳細については発表されていないが、RSCエネルギア社、TsSKBプログレス社、NPOマシノストロエニヤを中心に開発が進められている「ルシュM(Rus-M)・ロケット」とみられる。
☆ここまで

次期有人ロケットの模型
http://www.russianspaceweb.com/images/rockets/rus_m/rusm_maks2009_1.jpg
http://www.russianspaceweb.com/images/rockets/rus_m/rusm_stageI_1.jpg

次期有人ロケットの想像図
http://www.russianspaceweb.com/images/rockets/rus_m/rusm_family_white_1.jpg
http://www.russianspaceweb.com/images/rockets/rus_m/rus_m_ptk_launch_1.jpg

次期有人宇宙船の模型
http://www.russianspaceweb.com/images/spacecraft/ppts/ptknp_2009maks_bottom_1.jpg
http://www.russianspaceweb.com/images/spacecraft/ppts/ptknp_2009maks_iso_1.jpg

次期有人の想像図
http://www.russianspaceweb.com/images/spacecraft/ppts/ptknp_2009_leo_sunrise_1.jpg

露助本気ですかね。しかしちょっと気になる一文が。

『打ち上げはロシアの極東に新たに建設されるボストチヌイ(Vostochny)宇宙基地から行われ』

(´・ω・`)<ねえ、バイコヌールじゃないの?

バイコヌール宇宙基地が位置するカザフスタンと、いろいろ(プロトンの打ち上げ失敗とか)もめているという話をちらと聞きましたが、いよいよ有人宇宙開発の拠点がバイコヌールから移動してしまうのですね。
アメリカのケープカナベラルと並び称されるであろう宇宙基地の比重が小さくなってしまうのは、一宇宙開発ファンとしてちょっとしょんぼりです。


あと、ロケットの模型ですが、2段目長くしたデルタ4Heavyというか、補助ブースタを大型化したアリアン4というか……

(´・ω・`)<ねえ、チュルパン発射方式はやめちゃうの?

このロケットの形だと、多分、普通の発射台からの発射ですよね(何を持って「普通」というのかは言っている本人にも分かっちゃいませんが)。まあ、ロシアのロケットのことですから、例によって寝かして鉄道で発射台まで運んで、発射台で起こすという手順を踏むんでしょうけど……

でもソユーズの、立ち上がってきたエンジン推力が自重を上回った時にロケットの支えが開く、あのメカメカしいチュルパン発射方式が大好きなのです!あれこそがソビエトロシアの宇宙開発の象徴なのです!異論は認めません!!
あの西側にはないギミックと、ロケットにロープかけてよじ登れるという乱暴さがあってこそのロシアの宇宙開発なのです!搭載するソユーズ宇宙船の形も含めて、いかにも鉄のカーテンに覆われた悪の帝国の宇宙兵器、といったたたずまいがすばらしいのです!

さあそこのあなた!ソユーズの打ち上げの美しさを目に焼き付けるのです!

……しかし、なんか次期有人宇宙船の予想図も、西側の毒気に当てられたのか、無難な外見にまとめられた感がありますし……
やっぱりソビエトロシアの宇宙船は球と円筒形を基本にした垢抜けない設計じゃなきゃやなの!ヤダったらヤダ!

まあ、新型ロケットと宇宙船が出来ても、多分当面はソユーズロケットの運用は続くだろうと勝手に予想してますので(ESAがソユーズロケットの発射台作ってますし)、あの発射方式がすぐに消え去ることは無いでしょうけれども、ソユーズ宇宙船が退役したら、メディアへの露出はほぼ無くなってしまうんでしょうねぇ……もったいない。
安崎的には、世界で2番目に格好いいロケットはソユーズロケットだと信じていますので(1番はもちろんH-IIです。異論は認めません)、もし退役してしまうとなると悲しいですね。信頼性高いですから、打ち上げ機としてはまだまだ現役を張ると思いますが、有人打ち上げには使われなくなっちゃうのかな……
当面はソユーズ宇宙船も機器をデジタル化して使われ続けるようですから、宇宙船が世代交代するまでは、有人打ち上げ機としても現役でしょうけどね。

ふう。。。それにしても、このエントリ書くために、Wikipediaのソユーズの項目を見たり、つべでソユーズの打ち上げ動画を探したりしましたが、やっぱり見てるとうっとりします。H-IIA/Bの打ち上げは、なんというか我が子を見るような(いや、安崎独身ですけどね)どきどき感があるのですが、それとはまた違った感情が湧いてきます。なんというか、あこがれの人を見ているようなそんな感じです。
こと宇宙開発に関しては、ソビエトロシアはやっぱり永遠のあこがれの対象ですねぇ。いつか我々もソユーズと並び称される有人輸送システムを持ちたい物です。

え?アメリカ?
いや、シャトルがかっこいいとかアポロがすごいとかいうのは認めますけど、シャトルはぶっちゃけ永遠の未完成品だし、アポロはすでに終わったものだし……
アメリカにも奮起してもらいたいものです。まあ、シャトルで飯食ってた業者を喰わせなきゃいけない、という縛りがあるのは大変ですね。
posted by 高速増殖安崎 at 21:34| Comment(3) | TrackBack(0) | 天空への挑戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
高速増殖安崎が請求したの?
Posted by BlogPetの茄子田 鳴夫 at 2009年10月21日 14:21
ロシアの新型有人宇宙船は、太平洋へ着水したり、切り離したブースターロケットが、海洋投棄すると、日本の漁場が、有毒推進剤ヒドラジンで汚染される心配が、日本のように漁業保障してくれるのでしょうか
Posted by 和食好きじじい at 2009年11月08日 18:07
うーん、どうなんでしょう?多分ですがこの新型ロケットの推進剤にはヒドラジンは使わないと思います(あくまで個人的な推測ですが……)。
現行のソユーズロケットも液酸/ケロシンですし、技術的に退行するとはちょっと考えにくいですね。
もちろん、ヒドラジンを使っていないとはいえ、ブースタやらなにやらを日本の経済水域に投棄されるのはあまり良い気分はしませんね。
まあ、その辺は多少は調整してくれるのではないかと。排他的経済水域には落とさないように打ち上げる、という感じで結着するのではないでしょうか?
Posted by 高速増殖安崎 at 2009年11月13日 05:59
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