貴重なマイスリーの残り2錠とメディピースも投入したにもかかわらず熟眠できません。やれやれです。
■国際宇宙ステーション運用は2015年末まで?=関係国間で議論
つまり予定通り
あくまでアメリカが手を引くだけであって、ロシアと欧州は2015年以降も使い続けたい意向のようですが、アメリカべったりな日本の宇宙行政を見るに付け、きっと日本も2015年でISSから手を引いて、アメリカの尻を追いかける形で、自前の有人宇宙輸送システムも持たないままに月面基地計画にずぶずぶとのめり込んでいくんだろうなぁ、という気がします。
しかしこうしてみると、ISSってアメリカが(主に)金を出して、結局ミール2を作っただけ、って感じがします。おろしあ様にとっては笑いが止まらない所でしょう。
■ISS滞在クルー、ソユーズを移動
本当に、こういうのを見てるとおろしあ様は手慣れてる感じがしますね。ソビエト崩壊後、ウクライナからクールス自動ドッキングシステムを買う金すら無かった時期(ちょうどミール末期に相当しますか)には重大事故を起こしていますが、ある程度の予算さえ付けば、宇宙空間でのドッキング技術についてはアメリカの上をいっている感があります。
サリュートから連綿と続いてきた、ロシアの宇宙ステーション運用技術の面目躍如といったところでしょう。
■ドーン小惑星探査機、打ち上げ
危うく予算が付かずに打ち上げられずに終わるかと思われたドーン探査機ですが、無事打ち上げられたようで何よりです。
2015年は、ニューホライズンズからの冥王星のデータも届きますし、ドーンからのケレスのデータも届きます。惑星科学者(って言い方で良いのかなぁ)にとっては素晴らしい年になるでしょう。
それに置いて行かれないようにするためにも、日本においてもはやぶさ2の早期実現が望まれます。
もちろんISASの科学衛星の打ち上げ順番のキューがあるのは承知の上ですが、それを飛ばしてでもはやぶさ2はやる価値があると思います。
日本が、小惑星探査という分野において世界のトップを走り続けることが出来るかどうかがかかっているのです。是非とも、JAXAの予算請求ではやぶさ2の予算を計上して欲しい物です。
この際、打ち上げるロケットはもう海外の安いのでかまいません。宇宙機が挙げる成果こそが重要です。
どうせH-IIAじゃでかすぎます。新固体じゃ小さすぎます。
GX?またまたご冗談を。
シーローンチか、最悪ドニエプルでもOKでしょう。惑星間空間に550kg上げられれば良いわけですし。
■デルタ2ロケット、退役へ
日本の大型液体ロケットの基礎となったデルタ2。どうやら退役となるようです。NASDA系のロケットは、H-Iまではデルタ2の日本向けカスタマイズ版(&、旧式デルタの日本的魔改造バージョン)といっても過言ではありません。
段階的にデルタ4に移行していくようですが、あんな一段目液酸/液水のみで、ブースタ無しで無理矢理打ち上げるロケットがそうそう安くなるわけも無いでしょう。やっぱりアメリカのロケットははもう官需のみで喰っていくことに決定したのかなぁ。
まあ、デルタ4のメインエンジンRS-68はアレス5のメインエンジンとしても採用されるようですから、そこで量産効果による価格引き下げを考えているのかもしれません(元々アレス5のメインエンジンはSSMEを使う予定だったというのは秘密だ)。
しかしなぁ。
アポロの後、スペースシャトルなんて物に浮気しないでサターン5とサターン1Bを改良しながら使い続けてれば、今更アレス1やらアレス5やら開発する必要も無かったのに。
・・・いや、6人乗りのカプセル(オリオン)上げるにはサターン1Bはやや能力不足か?
それにしても、サターン5とアポロ宇宙船を改良しながら(ちょうどロシアのソユーズのように)使っていけば、行こうと思えばいつでも月に行けて、巨大な宇宙ステーションを一発で打ち上げられる理想的な宇宙開発体制ができあがっていたというのに。
サターンもアポロ宇宙船も、1960年代に人類を月面に到達させるために、とにかく作成された物で、構造的には無駄が多かったという話もあります。その辺を詰めていけば、東のプロトンとソユーズ、西のサターン1Bとサターン5という感じで、有人宇宙利用がもっと進んでいたと思うんですがねぇ。
ま、すべては後知恵ということで。
とりあえず今心配なことは、JAXAが、そして日本国政府がアメリカの有人月面基地計画にふらふらと引き寄せられる事です。
基幹部分を相手国に頼った国際協力がどんな結果をもたらすか、ISSで学んでくれていれば良いのですが。あまり期待は持てない感じがします。

