http://robot.watch.impress.co.jp/docs/news/20091102_326141.html空飛ぶビール缶ことHTV技術実証機が、11月2日に無事大気圏に再突入しました。
しかし、地上での公開で見たときには、本当に「なんだこのビール缶は」と思ったものですが、実際に宇宙を飛ぶ姿を見ると、想像以上に格好よく見えてびっくりです。まあ、それでもやっぱり「何に例えますか」と言われれば、問答無用で「ビール缶」と答えるのですがww
今回のミッションのミッションサクセスクライテリアですが、
ミニマムサクセス
>軌道間輸送の技術実証として、HTV技術実証機がISSにランデブ飛行し、ISSロボットアームで把持可能領域まで最終接近ができ、運用機の運用開始に支障がないことが確認できること。
フルサクセス
>HTV技術実証機がISSロボットアームにより把持された後、ISSとの結合ができること。
>ISSと結合した後、与圧カーゴおよび暴露カーゴのISSへの移送ができること
>ISSからHTV技術実証機が分離・離脱した後、再突入させ、安全に洋上投棄ができること。
エクストラサクセス
フルサクセスに加え、以下のいずれかを達成すること
>実運用結果に基づき、余剰能力を再配分し、運用機の能力向上の見通しが得られること。
>前提とする運用条件以外での運用実証等を通じて、運用機の運用の柔軟性を拡大できる見通しが得られること。
となっておりまして。
ミニマムサクセス、およびフルサクセスは達成し、エクストラサクセスにまで踏み込んでいる可能性あり、ということで、もう文句なしの結果が得られたと言えるでしょう。
フライトディレクタの個人的な意見では、「実験の成果物を持ち帰る能力は持ちたい」とのことで、再突入カプセルの開発にもちょっと含みを持たせてくれています。
日本独自の有人宇宙輸送システムの確立に向けて、一歩一歩着実に進んでいっている感がありますね。一宇宙開発ファンとして、嬉しいことこの上ありません。
しかし、HTVに載っけて廃棄する不要品が1.6トンて・・・・・・ため込んでたんだなぁ、いろんなゴミ。
まあ、プログレスやATVが使ってるアンドロジナスドッキングポートは、直径80センチの円形ですから、そっちからじゃ出せないゴミがいっぱいあったんでしょうね。シャトルのドッキングポートも、実際には狭い物を使っているので、CBMにドッキングできるHTVの登場は、そういう意味でも待望の物だったのではないかと思われます。
もっとも、シグナスやドラゴンといった、アメリカの民間企業が作成する輸送機が後に続きますので、HTVだけが持つ機能、というわけでは無いですけれどもね。
ただ、シグナスもドラゴンも、実機のフライトはいつになるんだろうなぁ。。。
ちなみに、まだまだポンチ絵の段階ではございますが、HTVの有人化が考えられているとか。

ポンチ絵とは言っても、JAXAのロゴ入りですから、少なくとも公式のポンチ絵ではあるわけで、そちらの進捗も楽しみです。
どうもESAもATVの有人化を進めているようですし、2020年あたりには、米、露、欧、中、日の有人宇宙船が宇宙で競演、という絵も見られるかもしれませんね。
何はともあれ、HTV管制チームの皆様、お疲れ様でした!
HTV初号機、宇宙開発への夢を見せてくれてありがとう!
次のHTVのフライトは来年冬期です。wktkして待ちましょう。なあに、一年なんてすぐです。
posted by 高速増殖安崎 at 15:38|
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天空への挑戦
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